樹の重厚なる教えを基に祈りをささげる樹の教えの民。
風の渓流なる教えを基に祈りをささげる風の教えの民。
彼等はもともと、森(自然)に祈りをささげる教えの民であったが、信仰の違いから、やがて互いに別の教えの道を歩むこととなる。
そんな2つの教えの民は互いに交流を控えてきたが、樹の教えを受け継ぐ少年と風の教えを受け継ぐ少年は互いにふとしたことで出会い、禁忌とされた、閉鎖された森の教えの大聖堂へと向かう事となる。
そこには、かつて樹の教えを風の教えは1つの森の教えとして伝えられてきたことを知り、二人の少年は、もとある森の教えを取り戻そうと決意する。
作:亜樹 (AKITOLET)
Magna Solemnitasは、かつて母なる自然を敬う1つの教えだったものが袂を分かち、そしてふたたび出会う物語です。
作品の世界観を知ってから作品を聴いてくださっても、作品を聴いてからあらためて種明かしをされても、どちらでも楽しめる作品に仕上げたつもりです。
Copyright © harmonie chromatique, Some rights reserved.